通所リハビリテーションでは、祝日を除く月曜日から土曜日まで毎日25名前後の利用者様に通っていただいています。
看護師2名、介護福祉士2名、介護員4名、理学療法士2名、作業療法士1名の職員が、リハビリや体操、手作業やレクリエーション、季節の行事などを通して、利用者様に満足して通っていただけるよう、日々努めています。
また、最近では、職員だけでなく地域のボランティアさんや保育園児さんなどとの交流なども楽しんでいただいています。
職員は、利用者の皆様との交流をさせていただく中で元気をいただきながら頑張っています。これからも利用者様の住み慣れた家での生活のお手伝いが出来るよう、利用者様と一緒に頑張りますので宜しくお願いいたします。
診療所2階の通所リハビリテーション(通リハ)。
1日およそ20人の方が利用しておられます。
毎日昼休みに通リハスタッフと医師とで”通リハカンファレンス”をしています。
1日1ー2人の利用者さんについて相談します。
医学的な面と併せ、看護、リハビリなど多面的な視点で、
1人1人へのサポートを一緒に考えます。
しばしばケアマネさんも参加してくださいます。
自宅での生活動作や、ご家族の状況などがわかると、さらに
利用者さんの思いやニーズにあったアプローチを考えることができます。
10?30分と短いカンファレンスですが、とても有意義な時間です。
先日のカンファレンス。
機能訓練の面では、ほぼゴールに達している方でしたが、
ケアマネさんから
「大曲の通リハに通うことが、この方にとって非常に大きな心の支えになっている」
「ショックな出来事で悩まれたときも、通リハスタッフさんの細やかなサポートで、乗り越えられた」
「ここの通リハをやめたら、精神的に落ち込まれるだけでなく、生活動作も悪化することが予測される」
とのご意見をいただきました。
通リハを継続し、個別的な精神的サポートも続けようという意見で一致しました。
所長の高橋Drはよく「リハビリテーションは全人間的復権である」と言っていますが、
リハビリテーションは機能訓練だけじゃないのだな、と感じた一場面でした。
ケアマネさんから通所リハスタッフの対応の温かさについて、
大変お褒めの言葉もいただき、嬉しかったです。
これからも、他職種、他部所のスタッフさんたちと連携して、
質の高いサポートを目指して頑張ります。