毎年恒例のこの企画、今回も4-5人のグループに1人のインストラクターという贅沢&濃密な環境でみっちり体を動かして研修しました.
保育士さんたちの真剣さと、チームワークの素晴らしさには本当に感激します!
1月11日保育園の職員さんと一緒に
「小児救急の初期対応ワークショップ」を行いました!
出雲市内・外の保育園からおよそ20人の保育士さん・看護師さんに参加いただき、診療所の医師3人と看護師4人が講師をつとめました.
保育園でおこりうる熱・嘔吐などの急な体調不良に対し、緊急性や重症度を適切にみきわめて初期対応できることが大切です....
とはいえ!SpO2モニターや医療機器のない保育園でこれを判断することは簡単ではありません(保育所の看護師さんや保育士さんは大変なんです~)
このワークショップでは「知識をつけること」ではなく「知識を使って実際に動けること」を目標に、実際の現場を想定しての練習を繰り返し行いました.
みなさんとても積極的で、真剣・迫真のロールプレイ!日ごろの保育園での経験も共有され私たちもとても勉強になりました.
「こどものABC(※外観、呼吸、循環)をひごろからしっかり見ようと思いました」
「根拠をもって適切にアセスメントする自信がつきました」
「緊張しましたが、講師のみなさんが助言してくれたり、楽しくできる雰囲気だったのでリラックスして積極的に参加できました」
と、初めての企画でしたが好評をいただき、私たち講師陣も安堵しました.
次年度、またやりましょう!
手でコールを押すことのできない在宅患者さんのために、
「足で押す」スイッチボックスを試作中の訪問リハビリスタッフ.
その患者さんにベストな「箱の厚み」「スイッチの場所」など細かいところまで真剣な表情で追及している様子.
カメラを向けるとこの笑顔(*^^*).
先日当院を訪問されたスウェーデンのマルガリータ教授はこうおっしゃっていました.
「リハビリ技師さんたちは”魔法使い”のようです.彼らは患者さん一人ひとりの力を引き出し、いろいろなことを”可能”にする」
ほんとうに、頼もしい仲間たちです!
![]() |
ファイル ( 2017-10-16・ 2040KB ) |
今日は近所の保育園で、胃腸炎対応の実践ワークショップをしました!
講師は大曲の看護師チーム.
4つの保育園からなんと40人を超える保育士さんや職員さんが参加してくれました.
胃腸炎のシーズンが来ても、自信をもって対応してもらえると思います.
感染の拡大を防いで、みんなでこどもたちを守りましょう(^^)/
8月18・19日に札幌で開催された医学教育学会で和成医師がポスター発表してきました!
演題は「地域医療実習におけるポートフォリオ作成と振り返りを学生はどのように経験しているか」.
2016年度のクリニカルクラークシップで出雲家庭医療学センター(出雲市民病院、大曲診療所)で研修を行った医学生のうち同意をえられた方を対象に半構造化されたグループインタビューを実施.インタビュー内容を文字におこし内容を質的に分析、複数の家庭医による評価を行いました.
当院や市民病院に臨床実習に来る医学生は、実習中毎日、経験と振り返りを記載し、それを基に指導医とディスカッションしたりフィードバックを得ます.
この毎日の振り返りは学生にとって認知的な学びに大きく影響しているのみならず、実習中、および実習後の行動の変化にもつながっていると考えられました.
このリサーチにおきまして多大なご指導をくださいました島根大学医学部看護学科の原先生に心より感謝申し上げます.